Webデザイナーのキャリアパスの一つにWebディレクターがありますが、Webディレクターになる勉強の方法には以下のような物があります。
一つ目は、「書籍で学習する」。
Webディレクターになろうとしている人におすすめの本としては、以下の物が挙げられます。
「超明快Webユーザビリティ」は、基本原則が学べる本であり、世界中で高い評価を得ています。
「IAシンキング Web制作者・担当者のためのIA思考術」は、著名なIA/UXデザイナーが書いた本であり、実践的な発想を学ぶことができます。
「インタフェースデザインの心理学」は、Webデザインについてユニークな視点から書かれた本であり、人間の行動原理を前提としたデザインについて学べるようになっています。
二つ目は、「セミナーや勉強会に行く」。
いざWebディレクターになろうと思っても、独学だとなかなか難しいものです。
そのような場合は、セミナーや勉強会に行くことをおすすめします。
セミナーではプロの講師が教壇に立っているので、業界の最新技術を教わることができますし、勉強会では自分と同様にキャリアアップを志している仲間と切磋琢磨しながら勉強することができます。
三つ目は、「資格を取得する」。
Webディレクター自体に資格は必要ありませんが、キャリアアップを志向しているなら資格を取っておいたほうがよいでしょう。
おすすめの資格としては、以下のような物が挙げられます。
「アドビ認定エキスパート(ACE)」は、Adobe製のソフトを扱えることを証明する資格です。
試験は製品別になっており、「IllustratorRクリエイター能力認定試験」などよりも難度は高めです。
「ウェブデザイン技能検定」は、厚生労働省が定めている資格です。
3級から1級まであり、3級は誰でも受験できますが、2級と1級は実務経験が必須となっています。
これらの他、「Web検定 Webディレクター」「Webアナリスト」なども受けてみるとよいでしょう。