今やe-mailのほとんどがメルマガで占められてしまう程様々な業界や団体で配信されているメルマガ。
ほぼ毎日配信されるもの、数日おきに配信されるもの、何かあった時に配信されるものなど内容は様々ですが、いずれにせよスマホやPCのメールを開いただけで情報がキャッチできる時代をけん引してきているツールであることは間違いありません。
メルマガの購読配信は、WEB上の公式サイトだけでなく、店頭のポスター・雑誌などの印刷物からメルマガにたどり着く方法もあり、興味のあるモノであれば誰でも一つや二つのメルマガを利用していることでしょう。
一般的に思い浮かぶのが、通販サイトで買い物をし、その後(配信停止を希望しない限り)メルマガが自動的にそのショップから配信される、というパターン。
1回つかんだ顧客を次の購買に繋げるために盛んに商品情報を画像付きで配信し、利用者はまた購買意欲をそそられる、というサイクルに利用されています。
ある意味、実際の店舗に行かなくても部屋で好きなことをしながら、自由な時間にウインドウショッピングしているようなものです。
ショッピングがストレス解消の手段という人にはメルマガの配信を楽しみにしている人もあるでしょう。
次にあるパターンは、英語など語学の調べものをしているときにネットで出てくる広告から、メルマガ登録の入り口にたどり着き、語学情報が毎日配信されるというもの。
先程のあからさまなショッピング情報と異なり、こちらはまず利用者に毎日数分でサラッと見ることができる英語のフレーズや問題などを配信してくれるものです。
利用者にとって何か買わされる、という警戒心を持たれることなく、無料で語学教材に毎日触れることができるというメリットがあるため、メルマガ登録して学習を続けているという登録者は多いようです。
もちろん、折に触れて語学教材の宣伝や購入を促す内容もそういうメルマガに入ることはあるのですが、毎日目にしているという親近感からか、別の業者で新しい語学教材を購入するよりも、毎日メルマガで学習しているサイトから購入した方が安心感があります。
配信者の狙いはまさにそういうところにあるのでしょう。
最後に紹介するメルマガのパターンは例えば地方自治体などの防犯・自然災害情報といった単なる情報提供という狙いで配信するメルマガもあります。
例えば行方不明の方の特徴を配信し、少しでも早く発見に至るように拡散の手段として配信されます。
以上のように、メルマガは公共の利益・特定の個人の利益・業者の利益といった様々な利益を狙いとして配信しているので、現代社会においては必要不可欠な生活資源といえそうです。